一日目のお昼まででこんなボリュームになるとは。やはりトラブルがあると文章と言うのは増えるものですね。ここからあとはわりとスムーズに進むと思いますので・・。
さて、とんでもないお昼を食べて、なんだか幸先悪いスタートを切った私たちですが、ノシャップ岬行きのバスに予定より一本後れて乗り、稚内駅から10分強で終点「ノシャップ岬」に到着。そこから歩いて5分くらいで岬につく。岬までの道の両側には民家もあるのだけど、だいたい屋根はこんな感じで急斜面。冬はさぞかし寒いのだろうな・・。
岬につくと突然目の前が開け、ここで一気に気分はぐーんと上昇した。岬の回りはぐるーっと海。お天気もよく、少し傾きかけた太陽で水面がきらきらと光っている。サハリンは見えなかったけど利尻富士はくっきりとよく見え、そこで観光客に説明しながらリーフレットを配っていた地元の老人会の方のお話では、こんなにくっきりとキレイに見えるのはそうあることではないとのことであった。
「ノシャップ」とはアイヌ語で「ノッ・シャム」(波のくだけ散る場所)と言う意味だそうです。海の水もとても澄んでいて、本当に心まで透明になるようでした。
そして岬で15分程時間を過ごしたあと、フェリーに乗り遅れないようにバスに乗り、稚内駅に戻りました。写真は、バス停まで戻る途中、だるそ〜に寝ていた犬。「猛犬注意」「近づかないでください」と書かれていました。・・たしかに怖そうだ。でもこんなに大きくて毛むくじゃらの犬、さすがに寒いところにはこういう犬が似合います。